「あ、キャロルだ!」
今朝、仕事場に向かうワタクシの車の前に
左手の道から出てきたクルマに思わず声を上げてしまいました
キャロルといっても、スズキアルトがマツダのバッジをつけて走っているだけの
現行モデルではありません
正真正銘、東洋工業が1962年から1970年にわたって製造販売していた
あの
キャロルがワタクシの目の前を走っているのです
すかさず胸のポケットからデジカメ(兼携帯電話)を取り出して
リアにエンジンを積んだ後姿に向かってパチリ
ファインダーの中では肉眼で見るよりもずっと小さくしか写っていないようですが
それでもトリミングすれば証明写真くらいの大きさでは使えるかな?
メモリーに保存するためのボタンを押したら
前を行くキャロルはウインカーを点滅させて右折する素振りを見せます
あ、しまった。もう少し待てば横からの写真を撮れたのに…
メモリー保存中の、その間は次の撮影ができない数秒の時間の中で
キャロルはワタクシの視野から消えてしまいました
それにしても、綺麗に乗ってたなぁ
仕事場に着き、数十年ぶりの邂逅を反芻しようと
デジカメを再生したのですが…ボタンを押し間違えたのか
写真は保存されていませんでした