…なのだそうです
てっきり小泉総理が制定したのかと思ったら (^^; さにあらず
話は1969(昭和44)年まで遡ります
「道路にイヌの死体があって気持ち悪い、処理してくれ」
「ウチは市民課だけど、道路だったら土木課でしょ…イヌの死体なら保険所かな?」
てなタライ回しに業を煮やしたかどうだか判らないけど
千葉県松戸市の市長が
「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」と、
縦割り行政では対応できない仕事にすぐ出動してすぐ処理をする部署を作ったのですね
その名も
「すぐやる課」
当時ワタクシは小学生だったけど大きな話題になったのを覚えています
けっこう各地で追随して同じような部署を作った自治体もあったんじゃないかな?
自治省(現在の総務省)振興課の調べでは
75年には全国315の自治体にあったそうです
最近あまり聞かないけどね
…と思っていたら、さすが本家本元
松戸市役所の
組織図を見たら、秘書課と並んで市長直轄で健在です
この市長さんの名セリフです
「
市役所とは、
市民のために
役立つ人がいる
所」
ちなみに、市長さんのお名前は
マツモトキヨシといいます
この松本清さん
…むむ、漢字で書くと松本清張と読み違えそうだ
判りやすい政治を目指して
「ながいき課」や「しあわせ課」という部署も作ったそうですが
最近もまたこういう「ひらがな部署」が流行っているのでしょうかね?
「くらしいきいき課」「まちづくり推進課」「やさしさ支援課」...
ワタクシが住む町や近隣の市役所にある部署ですが
本当にこれって判りやすいのかなぁ?
「市民課」「都市計画課」「人権政策課」...
ワタクシにはこちらのほうが何を担当しているかピンとくるのですけどね